現地を実際に歩き、来店客の購買行動やネット上の口コミを分析すると、数字やスペックだけでは見えてこない「リアルな温度感」が浮かび上がってきます。
「夕方の惣菜コーナーの値引きシールが貼られる時間帯は、仕事帰りの会社員やシニア層でしっかり活気がある。近隣の巨大モールは広すぎて歩くだけで疲れるけれど、イオン古河店は車を停めてから食品売場まで歩く距離が短くて本当に助かる」(50代・主婦)
「若い世代向けの流行服やアパレルを期待していく場所ではない。でも、子どもの学校用の上履きや給食着、文房具、急に必要になった香典袋や肌着などをパッと買いに行くには、ここ以上の利便性はない」(30代・共働き世帯)
一方で、手厳しい意見も散見されます。
「館内全体に漂う昭和から平成初期の残り香は否めない。イオンシネマ(映画館)が入っていないので、休日に1日中遊ぶエンタメ施設としては物足りない」(20代・学生)
利用者の声を総括すると、「ハレの日のエンタメ」を求める層からは物足りなさを指摘される一方、「日常のケの日の買い物」を求める層からは絶大な信頼と愛着を寄せられています。この二面性こそが、客観的なイオン古河店の姿です。