現在の大阪のホテル市場は、正直に言って異常だ。高級外資系ホテルが軒並み1泊数万円を突破し、かつて手頃だったビジネスホテルさえも強気の観光地価格を設定している。そんな狂乱の中で、ブレずに実質本位の姿勢を貫くのがこのホテルだ。派手なロビーも、過剰なアメニティの押し売りもない。しかし、そこが良い。
無駄を省いたオペレーションは、そのまま宿泊価格の安定という形で宿泊客に還元されている。出張経費の規定が厳しくなる一方で、クオリティは落としたくないビジネス層にとって、この「ブレない安堵感」は何物にも代えがたい。