全国の水族館にあるタッチプールで子どもたちに大人気のヒトデですが、裏側に触れる際にはいくつか知っておくべきポイントと安全性への理解が必要です。
日本の沿岸やタッチプールでよく見られるマヒトデやイトマキヒトデには人体に危険な毒はありません。裏側の管足に指をそっと添えると、小さな吸盤が指先にくっついてペタペタと吸い付く不思議な感触を楽しむことができます。
ただし、南西諸島やサンゴ礁域に生息する「オニヒトデ」は例外で、全身にプラシントキシンなどの強烈な毒を含んだ鋭いトゲを持っています。刺されると激しい激痛やアナフィラキシーショックを引き起こす危険があるため、磯遊びなどで見かけても絶対に素手で触れてはいけません。
また、無害なヒトデであっても、タッチプールで観察する際は無理やりガラスから引き剥がしたり、長時間空気中へ持ち上げたりしない配慮が求められます。裏側の管足は非常に繊細な組織であるため、優しく見守りながら指先を軽く当てる程度に留めるのが生き物に負担をかけないマナーです。