二人の関係が最も緊迫したのは、度重なるシバターからの煽りに対し、ヒカキン側が完全に無視を決め込んでいた時期だ。世間は二人の「決定的な不仲」を確信し、ネット上では泥沼の冷戦状態として語られていた。シバターによる絶縁宣言や容赦ない攻撃動画が投稿されるたび、コメント欄は荒れに荒れた。
しかし、突如として投下されたコラボレーション動画は、その膠着状態を粉々に打ち砕いた。カメラの前で直接対峙した二人の姿は、数百万人の視聴者を騒然とさせた。企画の裏で動いていた綿密な調整や、炎上をエンターテインメントへと昇華させる手腕。それまで冷戦と見られていた関係性が一変し、圧倒的な再生数とともにメディアとしての新たな可能性を証明する歴史的瞬間となった。