ネットスラングとして定着した「黒電話の人」あるいは単に「黒電話」と呼ばれる人物の正体は、北朝鮮の最高指導者である金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記です。
日本のネットコミュニティでは、ミサイル発射実験の速報や軍事パレードの映像、日朝首脳会談を巡る報道が流れるたびに、コメント欄やSNSのタイムラインへ「黒電話」という単語が一斉に流れてきます。直接的な名前を記載する代わりに用いられる一種の符丁(隠語)でありながら、その強いインパクトと視覚的な分かりやすさから、現在では政治や軍事に詳しくない一般層にまで広く知られるニックネームとなりました。