彼の肉体改造を語るうえで絶対に外せないのが、長年情熱を注ぎ続けるロードバイクの存在だ。趣味の域を遥かに超え、年間走行距離は数千キロに達する。長時間のライディングは、身体の深層部にあるインナーマッスルを常に刺激し続けるため、腹筋群や背骨を支える体幹が自然と強固に鍛え上げられていく。
さらに、ロードバイクによる高強度の有酸素運動は体脂肪を効率的に燃焼させ、筋肉のカット(輪郭)を際立たせる効果をもたらす。心肺機能が飛躍的に高まることで、タフな現場スケジュールや長時間の撮影にも動じないスタミナが養われるのだ。ウエイトトレーニングで強固な骨格と筋量を築き、ロードバイクで限界まで絞り込む。この二重の循環が、彼の無駄のない美しくしなやかなフォルムを形作っている。