ハッテン場は大きく分けて、入場料を支払って利用する「有料商業施設(クローズド空間)」と、一般市民も利用する「公共・準公共空間(オープンスペース)」の2種類に分類されます。両者の性質やリスクは全く異なります。
有料施設として代表的なのが発展サウナの実態です。これらは大浴場やサウナ、休憩用ブース、迷路状のクルージングエリアなどを備えた24時間営業の民間施設で、フロントで入場料(相場は2,000円〜4,000円程度)を支払い、タオルやロッカーキーを受け取って利用します。店側が利用規約を設け、防犯や衛生管理を行っている点が特徴です。このほか、個室ビデオ店やレンタルルームの一部も同様の目的で利用されるケースが見られます。
一方、社会的な問題となりやすいのが公園や公衆トイレでの実態です。深夜の都市公園、高速道路のパーキングエリア、公立図書館や大型商業施設のトイレなどが該当します。これらの場所は一般市民の生活動線と重なっており、意図しない一般利用者が巻き込まれるトラブルや衛生面・治安面の悪化が常に懸念されています。