書道教室の指導員や小学校教員への聞き取り、各種SNSコミュニティの投稿を調査すると、「興」の筆記に関して多くの学習者が同じトラップに陥っていることが分かります。
現場で最も頻繁に見られるのが、「臼」という部首が上下に分断されていることを認識できていないケースです。一般的な「臼」は単体で6画ですが、「興」においては中央に「同」を抱え込み、さらに底部に支えを持つ特殊な成り立ちをしているため、どこでパーツを区切るべきか迷いが生じます。
実際、知恵袋や学習相談フォーラムには「子どもに興の書き順プリントをやらせたが、親の自分と回答が違っていて混乱した」「履歴書で『興味』と書く際、中身を先に書いてしまいバランスが崩れた」といった声が数多く寄せられています。指導現場では、まず上部を「鳥の巣の屋根」、中央を「本体」、下部を「土台」と視覚的にブロック分けして教える手法が定着しつつあります。