インターネット上で定期的に浮上する「禰豆子の声優が変わったのではないか」という疑問ですが、結論として声優の交代は一度も行われていません。TVアニメ第1期から一貫して鬼頭明里さんが演じ続けています。
それにもかかわらず交代説が囁かれた背景には、作品の展開に伴う劇的な演技の変化があります。
『遊郭編』で見せた「鬼化進行時」の禍々しく大人びた唸り声から、『刀鍛冶の里編』最終話で描かれた太陽を克服して人間の言葉を取り戻す名シーンへのシフトがその最たる例です。朝陽を浴びながら炭治郎に向けて放たれた「お、は、よ、う」というぎこちなくも純真無垢な少女の声は、それまでの唸り声とのギャップがあまりにも鮮烈だったため、「本当に同じ声優が演じているのか」と驚いた視聴者が検索したことが、噂の真相です。
なお、『刀鍛冶の里編』第11話のクライマックスを彩った挿入歌「竈門禰豆子のうた」(作詞:ufotable、作曲:椎名豪)で透き通るようなボーカルを担当したのは歌手の中川奈美さんですが、劇中で言葉を発した禰豆子の感情と完璧にリンクし、世界中のファンを涙させました。