暖簾をくぐって席に着いた初訪問者が最も直面しやすい罠が、亀八食堂のメニュー表に「みそ焼きうどん」という品目が一行も書かれていない事実です。
壁に掲げられた短冊に並ぶのは、「牛カルビ」「牛ロース」「豚肉」「ホルモン(ホルモンA・B)」といった精肉・内臓系の部位、そして「うどん」「そば」「ライス」というシンプルな炭水化物のみ。では、どうやってあの名物に辿り着くのか。正解となる亀八食堂の注文方法は以下の手順を踏みます。
まず、人数分または好みの肉類を選択します。亀八食堂では、肉を注文すると自動的に特製味噌だれと山盛りのキャベツ・もやしがセットで配膳される仕組みになっています。たとえば2名で訪れた場合、「豚肉を1人前、ホルモンを1人前」と肉を指定してオーダーします。
そして極めて重要なのが麺類の頼み方です。うどん玉は最初から鉄板に放り込むものではなく、あくまで「シメ」として位置づけられています。店員のオペレーションや常連の流儀としては、肉類とライスを先に頼み、鉄板の仕上がり具合を見計らって「うどん玉」を追加投入するのが基本です。
なお、同店は公式告知の通り、2026年10月に原材料高騰に伴う価格改定を実施しました。精肉類は約700円〜1,000円前後、うどん玉は100円台後半と、依然として庶民的な価格帯を維持していますが、かつての古いブログ記事に記載された価格とは差異があるため事前の確認が賢明です。