ネット上の情報やSNSのまとめ記事には、いくつかの重大な誤解が散見されます。代表的な2つの盲点を是正しておきます。
盲点1:「体重が増加すると骨格タイプが変わる」という誤謬
「太ったからウェーブからストレートに変わった」「痩せたらハイファッションになった」という言説がありますが、これは解剖学的に完全な誤りです。骨格診断は、脂肪や筋肉が削ぎ落とされた根本的な骨組みの比率、関節の大きさ、骨の並び方を基準にしています。体型の変化によって似合う服のサイズは変わっても、身体が本来持っている直線・曲線のフレーム比率は生涯不変です。
盲点2:「7タイプは顔タイプ診断の代わりになる」という誤解
7タイプ診断は首から下のボディラインを対象としていますが、直線・曲線の要素を判別するため、「顔タイプ診断(顔立ちの印象)」と結果が連動しやすい特徴があります。しかし、身体が「ハイファッション(直線・強)」であっても、顔立ちが「アクティブキュート(曲線・子ども顔)」というケースは珍しくありません。骨格と顔立ちにギャップがある場合、服のシルエットは身体の骨格に合わせ、襟元や柄、メイクを顔立ちに寄せるという「ハイブリッドな調整」が必須となります。