スナックの扉を開ける際、初心者が最も不安を抱くのが「料金が見えない」という点です。しかし、基本的なスナックの料金システムは極めてシンプルかつ合理的です。
入店時に発生する費用の中心はスナックのセット料金とチャージ相場です。セット料金には通常、以下の要素が含まれています。
- 席料(チャージ代)
- チャーム(お通し・おつまみ・ママの手料理小鉢)
- ハウスボトルのお酒(または割り材・アイス・ミネラルウォーター)
相場は地方都市や下町エリアで3,000円〜5,000円、東京の新橋や銀座などの都心部・繁華街で5,000円〜8,000円程度です。多くの個人経営スナックでは、このセット料金を払えば滞在時間の制限なくゆっくり過ごせます(※都心の混雑店や一部店舗では「2時間制」「90分制」を採用している場合もあります)。
さらに、通い慣れた人が活用しているのがスナックのボトルキープ仕組みです。初回にウイスキーや焼酎のボトルを1本注文(相場:焼酎3,500円〜6,000円、ウイスキー6,000円〜15,000円程度)して店に預けておくと、2回目以降の来店時は「セット料金+割り材代(500円〜1,000円)」のみで何時間でも飲めるようになります。ボトルはおよそ3ヶ月〜半年間保管されるため、定期的に通う場合は居酒屋で毎回単品注文するよりも圧倒的に安上がりになります。
なお、スナックのカラオケ料金相場は「1曲100円〜200円のチケット制・電子決済」または「1人1,000円で歌い放題」、あるいは「セット料金内に歌い放題を含む」の3パターンが主流です。入店時に「セット料金はおいくらですか?時間制ですか?」と一言確認するだけで、予期せぬ高額請求を防ぐことができます。