バンドのソングライティングを一手に担うフロントマン、川谷絵音(ボーカル&ギター&キーボード&歌詞・作曲)。本名は川谷健太(かわたに・けんた)。東京農工大学大学院中退という理系キャリアを持ち、独自の変則コード進行や文学的な歌詞を生み出す源泉となっている。indigo la Endをはじめ、ジェニーハイ、DADARAYなど数々のプロジェクトを動かす、現代日本の音楽シーン屈指のプロデューサーでもある。
重厚かつ跳ねるベースラインでアンサンブルを支える休日課長(ベース)。本名は和田理生(わだ・まさお)。かつて大手化学メーカーで働くサラリーマンだった経歴を持ち、川谷の大学の軽音部の先輩でもある。彼の持つ卓越したスラップ奏法と安定感抜群のグルーヴがなければ、ゲスの複雑な楽曲構造は成り立たない。
ビジュアルと圧巻のドラミングで強烈な存在感を放つ、ほな・いこか(ドラム)。本名は佐藤穂奈美(さとう・ほなみ)。モデルや女優としても広く活動し、映画やドラマなど数々の話題作に出演。ドラムスティックを握った瞬間に豹変するパワフルかつ緻密なプレイは、バンドのダイナミズムそのものだ。
そして、鮮烈なフレーズと超絶技巧で楽曲に彩りを与える、ちゃんMARI(キーボード)。本名は福重まり(ふくしげ・まり)。絶対音感を持ち、音楽大学でクラシックピアノを専攻していた本格派だ。彼女の奏でる鍵盤のフレーズは、ポップさと前衛性の両立というバンドのアイデンティティを決定づけている。