ブランドを率いるCEOジャン=フィリップ・インパラートが掲げた「0から0へ」——排出ガスゼロからゼロエミッションへの劇的な転換宣言は、決して走りの情熱を捨てる意味ではなかった。ステランティス ジャパン株式会社が展開する国内戦略の最前線でも、その哲学は鮮明に体現されている。100年以上の歴史で培われたレース由来のDNAを損なうことなく、いかにして最新の電動化パワートレインと融合させるか。その解答が、現在のラインナップに凝縮されている。
都市型コンパクトとしての俊敏性とエモーショナルなデザインを両立させたアルファ ロメオ・ジュニアの登場は、まさにその象徴だ。日常のストップ&ゴーを軽快に駆け抜ける俊敏なフットワークと、一切の妥協を排したインテリアの仕立て。ピュアEVとハイブリッド双方の選択肢を用意しながらも、ドライバーの意図にリニアに反応するハンドリング特性は、紛れもなくアルファ ロメオそのものである。