大手ドラッグストアの店頭で働く薬剤師や登録販売者へのヒアリング、およびSNSやコミュニティサイトに寄せられるリアルな体験談を分析すると、栄養ドリンクの活用方法に関して明暗がはっきりと分かれている実態が浮き彫りになります。
インターネット上のユーザー調査や現場の証言では、「風邪薬を飲んでさらに通常のエナジードリンクを流し込んだ結果、心臓がバクバクして一睡もできず翌朝さらに悪化した」という失敗事例が極めて目立ちます。その一方で、「寒気がした瞬間にノンカフェインの第2類医薬品生薬ドリンクをぬるま湯で割り、葛根湯と合わせてすぐ布団に入ったら一晩で汗をかいて解熱した」という成功体験も多数報告されています。
臨床の現場に立つ専門家らは、「栄養ドリンクを『無理をして仕事を続けるための麻酔』として使うか、『睡眠中の自己回復力を極限まで高めるための燃料』として使うかによって、翌日の体調は180度変わる」と警鐘を鳴らしています。薬局店頭で相談する生活者の多くが、いまだに「価格が高いドリンクほどカフェインが多く入っていて効く」という誤った思い込みを抱えているのが現状です。