物語は、UDIラボに届いた一通のメールから始まる。リンク先で待ち受けていたのは、「殺人実況ライブ」を行う男子高校生・白井だった。画面の向こうには、横たわるもう一人の男子生徒・横山の遺体。白井はミコトに対し、「死因を当ててください。間違えたら、もう一人殺します」とゲームを仕掛ける。
この設定自体、今で見れば珍しくないかもしれない。しかし、スマホの画面越しに他人の生と死をエンターテインメントとして消費する現代のネット社会を、この作品はあまりにも正確に予言していた。視聴者たちの「どうせヤラセだろ」「早く警察呼べよ」といった無責任なコメントが画面を流れていく描写は、背筋が凍るほどのリアリティを持っている。