耳の中が湿って痒みを感じると、気になって毎日のように綿棒や耳かきを入れてしまう人が後を絶ちません。しかし、この行為こそが症状を悪化させる最大の引き金です。
濡れた状態の外耳道皮膚は非常にデリケートで、ふやけた角質は綿棒の摩擦だけで簡単に剥がれ落ちてしまいます。傷口からさらに雑菌が入り、ジュクジュクが止まらなくなる悪循環に陥るケースが多発しています。かゆみや湿り気を感じたときは、以下の対応を徹底してください。
- 耳の奥をいじらない:出てきた分泌物を耳の穴の入り口付近でティッシュを使って優しく拭き取る程度にとどめる。
- イヤホンの使用を一時中止する:患部を密閉して湿度を高めるとカビや細菌が急激に繁殖するため、完治するまで使用を控える。
- 市販の点耳薬を自己判断で使わない:原因が細菌なのか真菌(カビ)なのかによって使用する薬剤(抗生剤か抗真菌薬か)が正反対になるため、適当な市販薬を使うと症状が悪化するリスクがある。