生まれつきの体質による湿り気であれば心配はないが、急激な変化や異変を感じた場合は警戒を怠ってはならない。日本耳鼻咽喉頭頸部外科学会でも注意喚起がなされている通り、粘り気のある耳垂れ(耳漏)が出ている場合、単なる耳垢ではなく外耳道炎や真菌(カビ)感染、あるいは中耳炎などの病変が疑われるケースが存在する。
厚生労働省が発信する医療情報やガイドラインにおいても、自己判断による過度な耳掃除が皮膚バリアを破壊し、二次感染を引き起こす危険性が指摘されている。激しい痒みや痛み、あるいは異臭や左右差が生じた場合には、無理に自力で解決しようとせず、速やかに耳鼻咽喉科を受診して専門医の診察を受けるべきだ。