エキゾチックショートヘアの平均寿命はおよそ10〜13年とされており、一般的な猫全体の平均寿命(約15年)と比較するとやや短い傾向にあります。しかし、適切な体重管理、ストレスの少ない住環境、定期的な健康診断を継続することで、15歳を超えて元気に暮らす個体も増えています。
長寿を目指す上で最も警戒すべきは、品種特有の好発疾患です。特に注意すべき代表的な疾患と対策は以下の通りです。
・多発性嚢胞腎(PKD):ペルシャ系統に多く見られる遺伝性腎疾患。両親のDNA検査で陰性(クリア)であることを確認した上で迎えることが最大の予防策となります。
・短頭種気道症候群:鼻腔が狭いため呼吸が荒くなりやすく、いびきやパンティングを起こしやすい状態です。特に日本の高温多湿な夏場は体温調節が難しく熱中症リスクが跳ね上がるため、夏季は24時間体制のエアコン室温管理(目安24〜26℃)が必須です。
・肥大型心筋症(HCM):心臓の筋肉が厚くなり血液循環に支障をきたす病気。定期的な心エコー検査による早期発見が鍵となります。