本作の撮影は、時代劇の聖地である東映京都撮影所を中心に、京都や滋賀の歴史ある寺社仏閣で敢行されました。伝統的な時代劇の様式美を守りつつ、現代的なワイヤーアクションやスピード感あふれる近接格闘を取り入れたアクション設計が大きな特徴です。
撮影現場において最も話題を集めたのが、主演のベッキーが見せた驚異的なプロ意識でした。吹き替え(スタントダブル)に頼る場面を極力減らし、厳しい寒さの残る京都で連日におよぶ殺陣の特訓を実施。着物特有の足さばきや刀の抜き差しを基礎から叩き込み、過酷なワイヤーアクションや泥まみれの格闘シーンにも自ら挑みました。
制作スタッフからは「弱音を一切吐かず、指先にまで神経を行き届かせた動きを追求していた」と絶賛の声が上がったほどです。また、シンガーソングライター・chayが歌う主題歌「砂漠の花」の切なく力強いメロディが、過酷な運命に立ち向かうくノ一たちの心情をエモーショナルに彩っています。