油調理の後片付けを避けたい日や、作り置き惣菜として常備したい場面でも、メヒカリは抜群のポテンシャルを発揮します。フライパンやグリルで失敗なく仕上げるための黄金則をまとめました。
メヒカリ 塩焼き グリルを上手に焼き上げるポイントは、事前の「振り塩脱水」です。下処理を施したメヒカリに重量比1.5%ほどの粗塩を振り、バットの上で15分間静置します。浸透圧によって身の余分な水分と微細な臭気を含んだドリップが浮き出てくるため、これをペーパータオルでしっかりと拭き取ってから焼き網に乗せてください。両面焼きグリルなら中火で約6〜7分、片面焼きなら表4分・裏3分を目安に香ばしく焼き上げます。皮目がパリッと弾け、中から上質な脂がジュワッと滴る仕上がりは、シンプルながら焼き魚の概念を覆す美味さです。
濃厚な旨味を味わいたいなら、メヒカリ 煮付け 味付け黄金比の公式を覚えておくと重宝します。配合比率は【醤油2:みりん2:酒4:水4:砂糖1】。鍋に調味料と薄切り生姜を合わせて強火で一度煮立たせ、そこに重ならないようメヒカリを並べ入れます。落とし蓋(アルミホイルに数カ所穴を開けたもので可)をして中火で約8分。メヒカリは身質が極めて繊細なため、煮立てている間は絶対に箸でつついたり引っくり返したりしてはいけません。火を止めてから10分ほど粗熱を取る過程で煮汁が芯まで浸透し、ふっくらとした美しい照り煮が完成します。
作り置きやお弁当のおかずとして絶大な威力を誇るのが、メヒカリ 南蛮漬け 作り方です。南蛮酢は【出汁3:穀物酢または黒酢2:薄口醤油1:みりん1】をひと煮立ちさせ、薄切りにした玉ねぎ、千切り人参、赤唐辛子の輪切りを加えておきます。片栗粉をごく薄く打って175℃で揚げたてのメヒカリを、熱い状態のまま南蛮酢へ直接ジュッと投入するのが味が瞬時に染み渡るコツです。粗熱が取れたら冷蔵庫で半日寝かせることで、骨の存在を完全に忘れるほどしっとり柔らかな常備菜となります。