文部科学大臣が提唱するGIGAスクール構想プロジェクトの波は、この学校の教室のあり方を一変させた。全児童に1台ずつ配備された端末には、クラウド型学習ツールであるGoogle for Educationが組み込まれ、毎日の授業で当たり前のように活用されている。国語や算数にとどまらず、体育や音楽の授業に至るまで、子供たちは直感的に端末を操作し、自分の考えを視覚化していく。
さらに興味深いのは、映像教材プラットフォームであるNHK for Schoolとのシームレスな連携だ。社会科の授業中、児童は動画教材を各自のペースで巻き戻し、必要な情報をピックアップしてプレゼンテーション資料を作成する。教員が一方的に教え込む従来型の授業風景は姿を消し、児童が自ら問いを立て、動画やWeb上の情報を比較検証する主体的な学びの場が広がっている。