東山動植物園の北園エリアにある「自然動物館」は、1989年の開館以来、多くの来園者を魅了し続けている複合展示施設です。建物は2階建て構造になっており、1階には光を抑えた空間で暮らす夜行性動物(ツチブタやスローロリス、小型コウモリ類など)を配置。そして階段を上がった2階フロア全体が、国内屈指の規模を誇る「は虫類・両生類館」となっています。
一般的な動物園における爬虫類コーナーといえば、数種類のトカゲやヘビが小規模に並んでいるケースも少なくありません。しかし東山動植物園の自然動物館は、ヘビ、トカゲ、ワニ、カメ、両生類(オオサンショウウオやヤドクガエル等)に至るまで、生息環境を緻密に再現したビバリウムが壁一面に連続する圧巻のスケールです。多種多様な生体がベストなコンディションで維持されており、専門家からも極めて高い評価を得ています。