この一品は、東京土産の絶対的王者「東京ばな奈」を手掛ける株式会社グレープストーンと、世界中から愛されるチョコレートブランドを展開するネスレ日本株式会社という、二大巨頭のタッグによって生まれた。互いのブランド価値を高め合う「東京ばな奈 キットカット コラボレーション」プロジェクトは、スタート当初から製菓業界に大きな衝撃を与えた。
開発チームが直面した最大の壁は、しっとりとしたバナナクリームの風味と、ウエハース本来の香ばしい食感をいかに両立させるかだった。水分の含有量やチョコレートのコーティング技術に至るまで、試作は数百回に及んだという。企業間の垣根を越えた情熱的な議論が実を結び、奇跡の一粒が完成したのだ。