日本のテレビや映画は長年、ニューハーフをバラエティ的なキャラクターとして描いてきた傾向がある。「面白キャラ」「男らしさと女らしさのギャップ」を笑いの対象にする演出は、2000年代まで珍しくなかった。
しかし近年、この流れは変わりつつある。LGBTQへの理解促進を目的とした法整備の動きや、メディアリテラシーの向上により、当事者を「当たり前の人間」として描く作品が増えてきた。外国人トランスジェンダーが日本に移住・在住し、YouTubeや各種SNSで日常を発信するケースも増加しており、日本のオーディエンスとの距離が縮まっている。
こうした変化は視聴者の受け取り方にも影響を与えており、「外国人ニューハーフ動画」を探す動機も多様化している。知識を得たい、文化を理解したい、単純に興味があるなど、目的は人によって異なる。