東京女子大学の学問的コアを体感する上で外せないのが、現代教養学部オープンキャンパス模擬授業です。人文学科、国際社会学科、心理・コミュニケーション学科、数理科学科の4学科11専攻(および情報数理科学専攻など)を擁する同学部では、単一の専門にとどまらない学際的な講義が展開されます。
実際の講義室で行われる模擬授業を取材すると、高校の授業のような受動的講義ではなく、教員が問いを投げかけ受講生に思考を促すアクティブな対話スタイルが際立っています。「ジェンダーと表象文化」「データサイエンスが解き明かす社会行動」など、時代性を反映したテーマ設定が多く、講義終了後に講師へ熱心に質問を投げかける高校生の姿が印象的です。
もう一つのハイライトが、在学生(キャンパスアテンダント)が先導する東京女子大学キャンパスツアー見どころの数々です。建築家アントニン・レーモンドが手がけた本館やチャペルをはじめとするモダニズム建築群は、国の登録有形文化財に指定されており、足を踏み入れた瞬間に都心の喧騒を忘れさせる静謐な学習環境が広がっています。
ツアー中の学生ガイドによる「図書館の個別ブースの使い勝手」や「学食の人気メニュー」、「空き時間の過ごし方」といった飾り気のない一次情報は、パンフレットでは得られないリアルな大学生活を鮮明にイメージさせてくれます。