「入りたくても簡単に入れない」と言われる三鷹国際学生宿舎。その入寮資格や選考基準はどのように定められているのでしょうか。
東京大学が公表している募集要項によると、入寮対象者は基本的に教養学部前期課程(1・2年生)に入学する学部生(男子・女子)、および大学院生・留学生・外国人研究者です。選考において最優先されるのは「経済的困窮度(家計基準)」と「通学困難度(自宅からの距離・時間)」の2点です。
保護者の年収基準(給与所得者の世帯年収、個人事業主の所得金額)が厳密に審査され、非課税世帯や低所得世帯、遠隔地(地方出身者や海外帰国生)からの進学者が高い優先度を持ちます。首都圏近郊に実家がある場合でも、実家からの通学時間が概ね2時間以上かかる場合は対象となりますが、枠に余裕がない場合は地方出身者が優先される傾向にあります。
選考倍率は例年およそ2〜3倍で推移しており、東大合格発表直後の申請期間は非常にタイトです。一般選抜合格者はもちろん、学校推薦型選抜(旧推薦入試)合格者向けにも早期申請枠が設けられています。申請時期を見落とすと追加募集を待つことになり、入寮確率が著しく低下するため、合格直後の公式アナウンスを速やかに確認し、課税証明書などの必要書類を事前に手元へ揃えておく段取りが不可欠です。