騒動の火種となったのは、複数のSNSプラットフォームに投稿されたショート動画や体験談でした。発端は、一部の来園者やインフルエンサーが「車椅子を借りれば人気アトラクションに並ばずに乗れる」「混雑日でも効率よく回る裏ワザ」といった趣旨のコンテンツを配信したことです。
映像内では、パーク内で元気に歩行していた人物がアトラクション付近で突如として車椅子に乗り換える様子や、優先案内制度を利用して長い待機列を迂回する姿が映し出されていました。これに対し、一般のゲストのみならず、日常的に車椅子を必要としている当事者やその家族から「制度の趣旨を著しく冒涜している」「本当に支援を必要とする人が白い目で見られる」と怒りの声が殺到し、瞬く間に炎上状態へと発展したのです。
さらに、現場キャストに対する強引な優先案内の要求や、車椅子の不正利用を巡るゲスト同士の小競り合いなどの目撃証言がネット上に相次ぎ、東京ディズニーリゾートの治安やモラルを揺るがす社会問題として大きく報じられることとなりました。