一般的な乗用車やSUVにおけるアドブルーの消費量は、走行距離1,000kmあたり約1リットルが目安とされる。タンク容量が10リットルの車種であれば、およそ10,000kmの走行が可能だ。ただし、荷物の積載量や登坂路の多い走行環境、急加速を多用する運転スタイルによって消費スピードは早まる。
注意しなければならないのは、走行中にアドブルーが完全に枯渇した場合のリスクだ。走行中に突然エンジンが停止することはないものの、一度エンジンをオフにすると、二度とエンジンが再始動しなくなる電子制御がかかる。これは環境規制を破って有害物質を垂れ流したまま走ることを防ぐ法的な安全装置だ。残量が減るとメーターパネルに数千キロ手前から段階的な警告メッセージが表示されるため、警告を放置せず早めの補給を心がけたい。