定額貯金の満期に関して、インターネット上には事実誤認に基づく噂や偏った情報が散見されます。トラブルを避けるために、代表的な2つの誤解を正しておきましょう。
誤解1:「満期が来たら、そのまま同じ条件で自動継続される」
これは銀行の「元利自動継続型定期預金」と混同している典型的な間違いです。ゆうちょ銀行の定額貯金には、満期後に「再び定額貯金として同じ期間・条件で自動的にロールオーバーされる」仕組みは存在しません。満期後は例外なく通常貯金金利が適用される状態へと移行します。自動で定額貯金に再預入されることは絶対にありません。
誤解2:「休眠預金になったらもう二度とお金は戻らない」
「10年放置すると休眠預金になって没収される」という言説も正確ではありません。2007年10月以降の民営化後に預け入れた貯金であれば、休眠預金等活用法に基づき預保(預金保険機構)へ移管された後でも、窓口に通帳・印鑑・本人確認書類を提出して所定の手続きを行えば、全額が確実に払い戻されます。没収されて永久に戻らないのは「2007年9月30日以前に預入され、満期後20年2か月を経過した旧郵便貯金」に限定されます。