TOKYO MXの情報番組『バラいろダンディ』などで見せていた歯に衣着せぬ辛口コメントは、視聴者に強い爽快感を与えていた。だが一方で、テレビ画面に映る彼女の容姿や健康状態に対して、心ない憶測やネット上の騒乱が巻き起こることも少なくなかった。
自身が上梓したエッセイ・自伝の中でも語られている通り、彼女が抱える苦悩は一朝一夕に消え去るものではない。それでも彼女が立ち上がり、再び言葉を紡ぎ出せる背景には、何があってもジャッジせず、ただそこに寄り添ってくれる猫のぬくもりがあった。世間がどれほど無責任に騒ぎ立てようとも、毛布の中で静かに喉を鳴らす相棒の存在こそが、彼女にとって唯一の真実だったのだ。