南海トラフ巨大地震などの大規模災害に備え、病院の果たすべき防災機能は年々重要度を増している。厚生労働省の指定のもとで編成される「災害派遣医療チームDMAT事業」において、同院は中心的な役割を果たしている。被災地への迅速な出動体制を維持するため、定期的な大規模訓練と資機材の整備が絶え間なく実施されている。
さらに、地域全体の医療質向上を目指す高度急性期医療産業の拠点として、先進的な医療機器の導入や臨床研究が推進されている。ロボット支援手術や高精度放射線治療装置の稼働により、患者への身体的負担を最小限に抑えた治療が実現した。災害時の医療継続体制(BCP)の強化と、平時における最高水準の高度医療の提供という二つの使命が、高い次元で両立されている。