おもしろ魚館のハイライトといえば、なんといっても南米熱帯雨林の生態系をそのまま切り取ってきたかのような「アマゾン大水槽」だ。総水量400トンを誇るこの巨大水槽には、体長2メートルを超える世界最大級の淡水魚ピラルクーをはじめ、鋭い歯を持つピラニア、色鮮やかな熱帯ナマズのレッドテールキャットフィッシュなどが混泳している。
水槽の下をくぐり抜ける全長約17メートルのチューブ型水中トンネルに足を踏み入れると、視界一面がエメラルドグリーンの水世界へと一変する。頭上をゆっくりと滑空するピラルクーの巨体は圧巻の一言。まるで南米のジャングル深くへとダイブしたかのような錯覚さえ覚える。
ただ眺めるだけではなく、水中スピーカーから響く水音や熱帯の湿湿度を感じさせる空間演出がほどこされており、五感をフルに使って地球の反対側の生態系を体感できる仕掛けが見事だ。