近年の日本のスイーツトレンドは、フランス菓子をベースにした「繊細さ」「酸味や苦味のアクセント」「軽やかな食感」が主流だ。一方で、ハーブスが創業以来守り続けているのは、どこか懐かしい、しっかりとした甘さとコクのあるハンドメイド感である。
このクラシックなスタイルが、洗練されたパティスリーの味に慣れた現代の若年層には「単調で甘すぎる」と映るケースがある。特に、洋酒の香りやハーブのアクセントを効かせたモダンなケーキと比較した際、ハーブスのストレートな甘みは「大雑把で美味しくない」という評価に繋がりやすい。