大人がスケートを始める際、最初に立ちはだかるのが「恐怖心」と「足首のグラつき」という壁だ。子どものように転ぶことを恐れずに滑るのが難しい大人世代において、最短で上達するための秘訣は明確だ。それは、陸上での徹底した姿勢づくりと、エッジに正しく体重を乗せるスポーツインストラクションの理論を取り入れることにある。
具体的には、いきなり滑ろうとせず、壁を持った状態での片足立ちや膝の屈伸運動を徹底する。重心の位置をミリ単位で意識することで、氷上での恐怖心は驚くほど軽減される。また、アライメントの崩れたレンタル靴ではなく、自分の足型に合ったマイシューズを早期に導入することが、怪我を防ぎ上達スピードを飛躍的に早める決定打となる。初期費用として靴と研磨費で約5万〜10万円ほどがかかるが、上達の確実性を考えれば最もコスパの高い投資と言えるだろう。