治安の悪化を危惧する地元住民や商店街の訴えを受け、警視庁は取り締まりの手を緩めていない。現行の売春防止法では、客待ち行為そのものが処罰の対象となる。私服警察官による「客を装った」覆面捜査や、防犯カメラによる監視網の強化が日々進められている。
2026年の最新データによれば、一時の集団的な立ち並びは警察の継続的な摘発によって分散傾向を見せているものの、検挙件数自体は依然として高止まりしている。捜査関係者は「単に路上から追い払うだけでは、周囲の路地や近隣のビル陰、さらには近接する別エリアへ場所を移動させるだけのいたちごっこになりかねない」と明かす。法的な罰則だけでは根本的な解決に至らないというジレンマが、現場を悩ませ続けている。