標高約500メートルに位置する豊田市稲武の大井平公園は、名古屋市街地よりも気温が4〜5度ほど低く、愛知県内でもいち早く鮮やかな色づきを迎える名所です。例年の大井平公園の紅葉見頃は11月上旬から11月中旬にかけて。冷え込みが順調に進むシーズンであれば、10月下旬から色づき始め、11月第2週前後に息をのむピークを迎えます。
公園内には、天保年間に植えられたと伝わる巨木をはじめ、イロハモミジ、オオモミジ、イチョウ、さらには深い緑をたたえるスギやヒノキが群生しています。川沿いの赤・黄・緑が幾重にも重なり合うコントラストは、まさに天然の絵画と呼ぶにふさわしい迫力です。
毎年恒例となっている「大井平公園もみじまつり」では、日中の賑わいにとどまらず、日没後の大井平公園のライトアップ時間(例年17:00〜21:00)に合わせて幻想的な夜間演出が行われます。漆黒の闇のなかに浮かび上がる黄金色のイチョウと深紅のモミジが水面に映り込むシンメトリーな光景は、訪れる人々に圧倒的な非日常感を与えてくれます。