岩手の地で今、大きな変革が進んでいる。岩手県庁とJR東日本がタッグを組み、持続可能な観光業の推進と水産業のブランド化に向けた大型プロジェクトを発足させたのだ。新幹線の利便性を活かした周遊パスの拡充や、一次産業体験ツアーの導入により、単なる観覧にとどまらない「体験型観光」が急速に広がっている。
海外メディアやNetflixなどの世界的プラットフォームを通じた情報発信も功を奏し、欧米圏からの滞在型旅行者が激増。地元の漁港では、朝揚げされたばかりの魚介類をその場で味わう体験ツアーが連日満席となっている。地域経済の再生と伝統の継承を両立させるこの試みは、日本の地方創生における新たなモデルケースとして脚光を浴びている。