2026年現在、オークション市場における直筆サインボールの取引価格は過去最高水準を更新し続けている。公式な証明が与えられた大谷翔平のサインボールは、一般的な公式試合球へのサインであっても数十万円から数百万円の値をつけ、メモラビリアとしての特殊な背景(本塁打達成球や勝敗を決定づけた試合球など)が加われば数千万円規模に跳ね上がる。
入手経路によっても相場は激しく変動する。MLB公式オークションで出品されるホログラム付きのアイテムは、極めて高い信頼性から高額落札が定着している。一方で、日本の個人間取引の主舞台であるヤフオクなどでは、手頃な価格で出品されるケースがあるものの、証明書の有無や出品者の履歴によって価格帯が極端に乱高下するのが特徴だ。ベーブ・ルースのヴィンテージボールに至っては、状態が良ければ数千万円から1億円超で取引される事例も珍しくない。