サイトの運営主体である株式会社大島てるが開示する情報は、年々その精密度を増している。単に事件や事故の発生事実を掲示するだけではない。発生日時や死因の種別、さらには当時の捜査状況に至るまで、投稿された情報は独自の手法で徹底的に裏付けが取られている。嫌がらせや悪意ある虚偽投稿を排除するため、現場への直接調査、周辺住民への聞き込み、公的報道との照合など、多重の検証プロセスを経たものだけがマップ上に炎として灯る。創業者である大島てる氏の元には日々膨大な情報が寄せられるが、掲載に至る精査の基準はますます厳格化しているのが実情だ。
ひとたび炎のマークが点灯すれば、その物件の資産価値は一気に下落する。賃料を半額に改定しても借り手がつかない事態すら珍しくない。当然、掲載を取り消させようと物件オーナー側から法的手段をチラつかせられるケースも絶えないが、情報の客観性と社会的公益性が認められるケースが大半だ。市場の透明性を求める市民の圧倒的な支持を背景に、サイトの存在は不動産取引のあり方そのものを根底から変えつつある。