大阪ヘルスケアパビリオンが成し遂げたもう一つの偉業は、大企業だけでなく関西の中小企業や気鋭のスタートアップにスポットライトを当てた「リボーンチャレンジ」の枠組みです。出展企業一覧には、医療・健康・バイオテック関連の精鋭企業がずらりと名を連ねました。
展示ブースでは週替わりで様々なテーマが設定され、iPS細胞を用いた再生医療技術、マイクロロボットによる血管内治療、超小型生体センサーを内蔵したスマートウェアなど、世界初公開のプロトタイプが次々と披露されました。大手グローバル企業が資本力で圧倒する展示とは一線を画し、「日本の町工場や大学発ベンチャーが持つ驚異的な技術力」が世界中のバイヤーや投資家の目に留まる契機となったのです。
この産学官連携の枠組みは万博閉幕後も継続され、オープンイノベーションを通じた新たな共同開発や資金調達が2026年現在も活発に行われています。