受験生や保護者が最も懸念していたのは、「薬科大学との統合によって医学部のブランドや入試難易度が下がるのではないか」という点でした。しかし、大手予備校の追跡データを見る限り、その懸念は杞憂に終わっています。
2026年入試における大阪医科薬科大学医学部の偏差値は、河合塾のボーダーラインで67.5、駿台予備学校の判定基準でも上位に位置し、関西医科大学と激しいトップ争いを演じています。国公立大学医学部(京都大学、大阪大学、神戸大学など)の併願校としても盤石の立ち位置を維持しており、難化傾向こそあれ易化の兆しは一切見られません。
学費に関しては、初年度納入金が約580万円、6年間総額で約3,141万円となっており、私立医学部31校の中では中位からやや割安な水準を維持しています。特待生制度や独自の奨学金プログラムも充実しており、成績上位層への経済的インセンティブが機能している点も、優秀な志望者を集め続ける要因です。