現代の高層ビルに求められるのは、華やかさだけではない。大規模地震や大雨などの自然災害に対する圧倒的なレジリエンス(防災力)だ。制震構造の採用はもちろんのこと、非常用発電設備や自立型エネルギーシステムを完備し、万が一の事態にも数日間の事業継続を可能にする高度なセキュリティを確保している。
さらに、屋上緑化や雨水再利用システムの導入など、脱炭素社会に向けた具体的なアプローチも推進されている。都市の熱島現象(ヒートアイランド)を緩和し、周辺環境へ貢献する姿勢は、次世代型ビル開発の模範と呼ぶにふさわしい。