いま市場を牽引するブランド群は、それぞれ独自の哲学を打ち出してファンを二分している。本格的なクライミングギアの美学をストリートに落とし込んだ「Topologie(トポロジー)」は、多彩なロープのバリエーションと無骨なカラビナ使いで、アクティブ派やモード層から熱烈な支持を誇る。同ブランドのポップアップストアでは、限定カラーのコードを求めて長蛇の列ができる光景も珍しくない。
一方で、大人のエレガンスを求める層を独占しているのが「BONAVENTURA(ボナベンチュラ)」だ。ヨーロッパ最高峰のシュリンクレザーを贅沢に用い、ミニマルかつ凛とした佇まいでオフィスシーンに溶け込む。さらに、デザイン性と衝撃吸収性を両立させた「CASETiFY(ケースティファイ)」の限定コラボレーションモデルは、発表と同時に即完売を繰り返すなど、各社が独自のデザイン言語でしのぎを削っている。