歌やグラビアにとどまらず、女優としての才能を開花させたのが主演映画『野菊の墓』(1981年)だった。民子役を体当たりで演じた彼女の純朴な透明感は、スクリーンを通じて多くの観客の涙を誘った。
音楽面では、ソニー・ミュージックエンタテインメント(当時のCBS・ソニー)の洗練された制作陣とともに、次々とミリオンセラー級のヒット作を連発。海外の音楽トレンドを貪欲に取り入れたポップサウンドは、日本の音楽シーンの金字塔となった。ビジュアルイメージと音楽性が完璧にシンクロしたこの時期、彼女のグラビア表現もより洗練された大人の表情へとドラマチックな変容を遂げていった。