「春野菜=アクが強くて下茹でが必須」というイメージを持つ方も多いですが、祝蕾はアク抜きが一切不要です。苦味やエグみが非常に少ないため、買ってきたらすぐに調理へと移れます。
祝蕾の下処理とアク抜きの手順は驚くほどシンプルです。 まずボウルにためた水で葉の隙間に入り込んだ土やホコリを優しく洗い流します。次に、根元の硬い切り口を1〜2ミリほど薄く切り落とします。茎の根元周辺に筋っぽさがある場合は、皮を薄く剥くか縦半分にカットすると火通りが均一になります。
祝蕾は加熱せずそのまま食べられるため、薄切りにして祝蕾の生食サラダに仕立てるのがおすすめです。スライスして冷水に数分さらすとシャキシャキ感がさらにアップします。オリーブオイルと塩、粉チーズを振るだけで、食感とほのかな辛味が引き立つ贅沢な前菜が完成します。
温野菜やお浸しにする際の祝蕾の茹で時間とコツは、「1%の塩を加えた熱湯で1分〜1分30秒」を目安にすることです。縦半分に切ってから沸騰した湯に入れ、鮮やかなエメラルドグリーンに変わったら冷水に取って色止めをします。茹ですぎると自慢のコリコリ食感が失われてしまうため、やや固めに引き上げるのがポイントです。