「chocolate banana」とそのまま言った場合、英語圏のネイティブは「チョコレート味のバナナ」や「バナナが入ったチョコバー」、あるいは「切ったバナナにチョコソースをかけた皿盛り」を想像してしまう。日本でおなじみの「棒に刺して全体をチョコで固めたあの形」を正しく描写するには、過去分詞を使った修飾が必要だ。
現地で最も自然に通じる表現は「chocolate-covered banana」または「chocolate-dipped banana」である。凍らせた状態のものであれば「frozen chocolate-covered banana」と呼ぶのが一般的だ。「covered(〜でおおわれた)」や「dipped(〜につけ込まれた)」という状態を示す一語が加わるだけで、相手の頭の中に浮かぶ情景は劇的に明確になる。
発音の面でもポイントがある。「chocolate」の「te」はほとんど発音されず、「covered」の「d」と滑らかに連結する。カタカナ表記の「チョコレート・カバー・バナナ」と区切って発音するのではなく、「チョコラッ・カヴァード・バナナ」のように音をつなげる意識を持つと、一気にネイティブらしい自然な響きになる。文脈に応じて「dipped」を使う際は、語尾の「p」を唇でしっかり弾くのがコツだ。