彼女のキャリアは『nicola』の専属ファッションモデルとして始まった。自ら「自撮りの神」と称されるほどセルフプロデュース力に長け、角度や照明を計算し尽くした見せ方は当時から群を抜いていた。その表現力はやがて演技の世界へと羽ばたき、ホラー映画『貞子』での主演や、強烈な個性がぶつかり合う『映画 賭ケグルイ』での生徒会長役など、作品ごとにまったく異なる顔を見せる女優へと成長を遂げた。
役柄によって体重の増減を行ったり、メイクや立ち振る舞いをガラリと変えたりするストイックな姿勢こそが、彼女の印象を劇的に変える最大の要因だ。作品ごとに変化するビジュアルは、整形ではなく表現者としての徹底した役作りの証左にほかならない。