農業やビジネスでの活躍が際立つ城島だが、その根底に流れているのは間違いなくミュージシャンとしてのアイデンティティだ。1990年代から2000年代にかけて日本のJ-POPシーンを席巻したTOKIOのギタリストとして、彼は無数のステージで観客を熱狂させてきた。
バンドという形態は、メンバー全員の音が噛み合わなければ成立しない。互いの個性や技量を認め合いながらひとつのグルーヴを生み出す感覚は、現在の企業経営やチームマネジメントにも色濃く反映されている。「誰かがミスをしても、ベースやドラムが支えれば曲は止まらない」。かつて語っていたバンド論は、そのまま現在の組織運営の哲学に直結しているのだ。