バラエティ番組で笑いを届けてきた木梨憲武。その彼がなぜ絵を描き始めたのか。きっかけは2000年代後半、番組の企画で絵を描いたことだった。当初は軽い気持ちだったという。しかし、筆を握るうちに自己表現の新たな形を発見した。
芸能界での多忙なスケジュールの合間を縫って、木梨はキャンバスに向かい続けた。独学で技術を磨き、色彩感覚を研ぎ澄ませていった。彼の作品は次第に注目を集め、2010年代には本格的な個展を開催するまでに至る。
彼の絵画は抽象的でありながら、どこか温かみがある。ポップな色使いと大胆な構図。見る者の心に直接語りかけるような力強さを持つ。美術評論家からも「芸能人の余技ではない、本物のアート」と評価される作品群だ。